|
ネットワークでの
突発性難聴ハリ治療シミュレーション
ストレスや疲労に対する、ハリ治療やもみほぐしの有効性は広く認められています。ネットワークでは、鍼灸治療によって突発性難聴の原因となる胸鎖乳突筋の緊張をほぐすことで、健常化につなげることができると考えます。
そのために、ネットワークでは以下のような治療を行っています。いくつかのパターンがあり、全体で50分くらいの治療です。
|
1.横向きでもみほぐし(約10分) |
|
患側を上にして横向きになり、丸クッションを抱えて楽な姿勢になってください。ホットパックで温めながら、耳周辺、頭、首、肩、肩甲骨ともみほぐします。 |
2.仰向けで首のもみほぐし(約5分) |
|
仰向けになり、胸鎖乳突筋のもみほぐし、首周りの筋肉のもみほぐしを施して、さらによくほぐします。 |
3.耳、首周辺に集中してハリ置鍼(0〜25分) |
|
再び患側を上にして横向きになっていただきます。耳、首周辺を中心として23穴にハリを置鍼します。
腰の「腎兪(じんゆ)」「命門(めいもん)」というツボにもハリをします。これらは副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)産生を促す経穴です。(自分の体内でステロイドホルモンを作る力を高めます)
|
耳周辺では、特に突発性難聴に有効と考えられるツボを探り、
「突難1号」
「突難2号」
と名づけました。
|
鍼灸治療がはじめての方、妊娠中の方、緊張の強い方には、腰のハリは施しません。また、置鍼時間は0分の方から25分まであります。その方にあった置鍼時間を設定します。
この他にも仰向けになり、全身調整の鍼5分を追加するパターンや、お灸やアロマテラピーパックを追加することもあります。 |
鍼灸治療の利点
1.他の治療法と併用できます。病院での最先端の治療と両立できます。
2.妊娠中、授乳中の方など、薬の使えない方、使いたくない方にも受けていただけます。
3.血行不良の元を改善するので、他の病気の回復や予防にも役立ちます。
4.心身ともにリラックスできます。(ネットワークの治療法では、気持ちのよい15分のもみほぐしつきです)
|
自宅療法について
治療院がお休みの日などのために、ご希望の方には自宅療法をご指導いたします。
「突難1号」というツボにチタンテープ(特殊なテープ)と置き鍼をします。お子さんや、緊張の強い方にはチタンテープだけを貼ります。
また、手の5点のツボに、誰でも出来て跡の付かない温灸をします。
これらは、なるべく治療効果が途切れないための対応です。
|
ハリがはじめての方に
【ハリは痛くありません!】
ハリを打つのは痛いのではないか、と不安に思われる方が多いようですが、実際はそうではありません。
突発性難聴の治療では、髪の毛と同じくらいの太さしかない最も細いタイプのハリを使います。しかも鍼管という特殊な道具を使い、最も浅い刺し方をします。
4歳のお子さんでも、妊娠10ヶ月の方でも、痛くない安心できる治療をお受けになっていらっしゃいます。
|
|
【ハリは安全です】
ハリには化学物質は一切ついていません。また消毒面でも安心です。採用されている滅菌消毒方法である高圧蒸気滅菌は、エイズウイルスや肝炎ウイルスに対して最も効果のある消毒法としてWHOや厚生省に正式に認められています。
また、ご希望に応じてディスポーザル(使い捨て)鍼や、個人専用鍼なども用意してあります。
施術者の手指消毒や、患部の消毒にも細心の注意を払っていますので、安心して治療をお受けいただけます。 |
|
|
|