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突発性難聴の病院での治療法と問題点
突発性難聴発症の医学的機序、原因が不明なので、病院での治療にも統一されたものはなく、個別の選択になっているようです。主な治療法はステロイドホルモン、その他の薬剤、高圧酸素療法、星状神経節ブロックといわれます。
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ステロイドホルモン
どこの病院でも、ステロイドホルモンが第一選択になっているようです。これで回復が思わしくない場合は、抗血栓薬のデフィブラーゼに切り替えるところもあるようです。
広く知られているように、ステロイドホルモンの長期連用は副作用の点から望ましくありません。(実際に多く見られる副作用は、胃痛、不眠、湿疹の順です)また、妊娠中や授乳中の女性にも使用しないのが普通です。糖尿病、肝疾患の方にも注意が必要とされています。
また、高音域の聴力回復が充分でないとの傾向もあるようです。 |
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後遺症への対応
突発性難聴の聴力回復後の後遺症としての耳鳴り、音割れ、響き、耳閉感への対応が充分でないケースがみられるようです。「慣れてください」「気にしないでください」といった対応が多いと言われています。 |
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薬剤性肝障害
自分で漢方薬を追加したりしたときなどに、まれに肝障害を起こすことがあるので、薬の追加は医師に相談が必要です。 |
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高圧酸素療法
高圧酸素療法の設備のある病院が少ないです。また、まれに中耳炎をおこしたり、めまいの症状が強くなることもあるようです。 |
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